今日はチューリヒのETHに行ってきた。
スイス連邦工科大学チューリヒ校。
チューリヒへは、ルツェルンから電車で1時間弱です。
近くて電車が快適だし、イベントがある毎にしょっちゅう行ってます。
ここのdepartment of environmental scienceには、比較的最近異動してきた良い研究者が多い。
今日はそのひとり、森林生態学者ジャブリに会ってきた。
私、ETHドメインの水域研究所で働いているんだけど、森林への思いは尽きず、今後も森林研究を続けるつもり。
department headのジョニーもおっけいしてくれたし。
ちゃんと水域のこともやりますから、森林も研究させてください〜。
ジャブリはポリネーターと植物の関係を研究してこられた方で、最近はインドで農家の土地利用と生態系サービスの研究をされているとか。
興味がばっちり一致して、3つアイデアが湧いてきた。
以前開発途上で終わっていたモデルが、彼との議論で息吹を吹き返した感じです。
彼は自分では理論はやらない人だけど、理論の必要性をわかってくれる人でした。
オレ(人の名前です)といい、理論を必要として、議論に乗ってきてくれる人がいてやりがいがあるのです。
ところで、再来週から環境経済の学会に行くんだけど、そこで"discussant"というのをしなくてはいけない。
なんでしょう、これ?経済の学会特有なもの?
私は初体験なんですけど。
発表を聞いた後に、講演者に議論をふる、ということだと思うけど、今日50数ページの参考論文が講演者から送られてきた。アブストを読んだ限り、森林の二酸化炭素吸収効果を考慮した上での森林と農地への土地配分モデル、についてで私の分野とはそんなに近くないのだが。
どれだけ準備するべきか、不明です。
飛行機の中で考えようーっと。